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  • 〝舟を漕ぐ人〟多し
  • 〝舟を漕ぐ人〟多し

    2018年12月24日

    凡そ死語のような言葉だが、21日に終わった市議会でこの人たちが依然多かった。本会議初日はいつもすぐ終わる。今回も13時に始まり30分には終わっていた。が、自民党のY氏は眠っていた、ようだ。だいたい決まった人が居眠りをしている。私の席からはそのY氏と公明党のK氏、社民のA氏あたりがよく見える。ところが、少し様相が変わって、K氏でなく自民のN氏が活躍し始めた。この人は一見ジッとうつむいているように見えるが、間違いなく寝ている。起きていれば正面を見ており、ジッとしてもいない。これ以外にも多い時は6~7人が舟を漕いでいる。前半不眠のK氏だったが、後半はたまらず漕ぎ始めた。残念だがしばらくはよく頑張ったと言えよう。

    議員報酬は84万円/月、35万円の政務活動費も毎月支給される。これでは職務怠慢、懈怠、さぼり、月給泥棒のそしりを免れまい。

    以前、自民の長老議員に「Y氏に注意したら如何」と言ったら「貴方がどうぞ」とのこと。「そんな義理はありません」「では、会派の長に伝えます」だった。だが全く変わらず今日に至っている。

    そもそも、議場では議員と正対している市長以下役所の職員はまず誰も寝ていない。だから彼らには居眠り議員はよく見える。これも以前、庶務課長に話したら「寝ている議員はよく見えます。我々はできないが、どうぞ注意してください」とのことだった。何をか言わんや。

    TVカメラ等は後ろから議場を映している。これを前からも撮ったらどうだろうか。「私は寝てません」の強弁はできなくなるだろう。国会ではそうしているので高名でエライ議員さんがグッスリ寝ているのがよく分かる。これを真似ては困りますぞ。

    小原邦雄