[懲罰騒動シリーズ] 2
2.自由闊達な議論の場
- 「自由闊達 」とは
【意味】
心が広くて小さな物事にこだわらず、のびのびしているさま。
何事にも束縛されることなく、自らの意志を遂行できる様子。
度量が大きく、頼りがいのあるさま。
【語源由来】
「自由」は縛られることなく、のびのびしていることで、「闊達」は度量が大きく、小事にこだわらないことを意味します。
(四字熟語の百科事典より)
2月27日の予算審議の場において、また、その後の関連した議論の時も、「議会は自由闊達な議論の場」である、という主張が 議員(委員)からありました。もちろんその通りだと思います。ただし、何でも言っていいというわけではなく、他者に迷惑をかける事は厳に慎むこと、と あるベテラン議員(自民党会派)さんが後に仰っていたように、同僚 他会派にとって傷つく言葉や誹謗中傷と感じる表現等は、当然控えるべきですよね。特に昨今の世間の常識から逸脱する事でもありますし。パワハラ セクハラ いじめ など、相手がそう感じた時点で訂正し謝罪するなど、それが当たり前のご時世となりました。さて、議会や委員会において、そういった不適切な発言が認められた時点で、(1.でも述べましたが)議長 委員長 の差配で注意 訂正等を促す事もですが、何より議員各人がしっかりと自覚を持っていただきたいです。自由闊達な議論をするには、そういった点に気を配りつつ、議員個々人の市政への真摯な取り組みと姿勢で臨んでいただきたく思います。
このウオッチャー HP内にあります 議員通信簿http://www.gikai-watcher.net/category/report-book/
では、各議員の質問について客観的に評価しコメントも出しています。
また、市議会HP には議会中継録画 http://www.sendai-city.stream.jfit.co.jp/
があり、各議員の質問と当局の答弁の様子が見られます。
それらを参考にしていただくと、仙台市議会がどの程度「自由闊達」な議論の場になっているのか、ある程度わかるかと思います。
もちろん、出来れば市議会に脚を運んでいただき傍聴していただくとそれらを肌で感じられると思いますので、応援している議員さんの質問だけでもぜひご覧になってください。
仙台市議会が本来の意味で自由闊達な議論の場になるよう、議長を始め 各議員さんには ぜひ頑張っていただきたいと思います。 (T・S)

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