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    2018年12月28日

    [懲罰騒動シリーズ ] 3

    1. 委員(議員)への侮辱行為

    平成30年2月27日の予特委での わたなべ拓委員(太白区選出)の質問、および花木則彰委員、渡辺博委員(宮城野区選出)、菊地崇良委員による議事進行がいくつも重なり、騒然とした中での各委員の質問や主張をあらためて聴きましたが、

    ざっくり言って、日本共産党があたかも破防法による活動制限団体であるかのような事実誤認の部分は削除して欲しい、との主張とわたなべ拓委員の質問を妨害する行為があったとする主張の応酬となりました。

    それぞれ事実に基づくものかが先ずは重要ですが、わたなべ拓委員の質問内容の中に 事実誤認によるものが含まれていたと思われます。日本共産党は、破防法による活動制限団体ではなく、公安調査庁の調査対象団体(拘束力は無い)で、そう指定したのは公安調査庁の見解というだけで特に何らの活動制限を受けることは無いという事です。もちろん 、給食センターの職員に日本共産党党員がいても法的に何ら問題は無いという事です。これらの事実は 自由民主党所属の議員であれば、すぐに調べられるはずですが、しっかりと事実確認をされていなかったという事でしょうか?少なくとも、悪意は無くても そのような質問を繰り返していた事が当の会派委員には侮辱行為と感じてもおかしくはないでしょう。

    このシリーズ 1. および2.でも述べましたが、他の委員(議員)にとって侮辱、もしくは苦痛な言動や行為は慎しむべきですし、こういった委員(議員)同士の言い争いになる前に(委員長の差配で)休憩を入れるなどの配慮があれば良かったかもしれません。また、わたなべ拓委員への侮辱行為という自由民主党会派委員の主張は、後の懲罰委員会での検証では、やや無理があると思われました。

    懲罰委員会 議事録より

    http://asp.db-search.com/sendai-c/dsweb.cgi/documentframe!1!guest04!!10655!1!1!87,-1,87!14902!385051!87,-1,87!14902!385051!88,0,88!19!668!438087!!8?Template=DocOneFrame

    この日の懲罰委員会は、午後5時から翌日の午前1時過ぎまで開かれていたと思います(議会事務局職員の皆さまも、大変お疲れ様でした)。

    それらを傍聴した上で、あくまで 1人の市民(私は全くの無党派です)の感想として 書かせていただいています。ある委員の、仙台市議会では大昔まで遡るほどの懲罰動議、これを議論する程の案件とは思えない、というような意見が個人的には最もしっくりきた、という事を最後に付け加えておきます。

    2月27日の議会中継録画より

    http://www.sendai-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3970

     

    委員会議事録より (わたなべ拓委員の質問は 左端の番号76 からです)

    http://asp.db-search.com/sendai-c/dsweb.cgi/documentframe!1!guest07!!18604!1!1!26,-1,26!14902!385051!26,-1,26!14902!385051!27,0,27!40!2828!435365!!36?Template=DocOneFrame

    (T・S)