議会傍聴 この一年を振り返って
今年もあと 12月議会を残すのみとなりました。
少し早いですが、この一年を振り返ってみますと、
今年の仙台市議会で最も記憶に残る事は、懲罰動議が出され 日本共産党市議団 花木議員が謝罪文を読まされる、という場面だったと思います。
事の発端は、2月27日 第1回定例会 予算等審査特別委員会における、自民党会派 わたなべ拓委員 の質問でした。
〈ネット中継 録画は こちら〉
http://www.sendai-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3970
録画では、やや分かりにくいと思いますが、実際の現場は かなり紛糾していました。何人かの委員から「議事進行」がかかり、ヤジもあちこちから飛んでいました。これほど荒れた委員会は珍しかったと思います。
私は この状況に大変 違和感を感じていました。
なぜなら、委員と市当局の間で紛糾しているのではなく、委員同士の間で紛糾していたからです。
なぜ、そういう事態になったのか、また、後日 懲罰動議が出され 最終的に委員に懲罰が下され 謝罪文を読む事に至った事は、さらに大きな違和感を感じる結果となりました。
それら一連の事象について、いくつか論点が浮かんできましたので、
今後 以下の論点で書こうと考えています。
1)委員会委員長 及び仙台市議会議長の役割り
2)自由闊達な議論の場
3)委員(議員)への侮辱行為
4)懲罰動議提出の是非
5)議会としての品位とは?
深い考察ではなく、個人的な市議会への想いで考えています。
(T.S)
〈平成30年度 予算等審査特別委員会 第2日目議事録〉
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