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    2020年02月24日

    早いもので議会傍聴に足を運ぶようになって11年。

    奥山市長から郡市長に代わり議会の様子は席位置からもって大幅にかわった。

    右側約半分を占めていた奥山市長応援団的自由民主党会派が左側に席変えになり郡市長をことごとく批判するだけの会派になり下がってしまったようなそんな感がある。

    定例会が開かれるたび郡市長の、置かれた立場の厳しさ、難しさを目の当たりにしております。

    答弁では時折、副市長に助けを求める姿が垣間見られ、市長としての力量を問うような声も耳にしますが、しかし私にはいままで見てきた歴代市長の誰よりも議員一人一人に時間をかけて一生懸命、かつ丁寧に誠実な答弁をしているように見受けられる。

    郡市長は初心表明で「創例主義」、「現場主義」をモットーとし前例にとらわれない市政運営をしていきたい、現場の声をじかに聞いて対処していきたいと熱く語った。

    「創例主義」! 素敵な言葉と思ったのは私だけではないと思うが・・・。

    言葉は生き物であり日々新しい言葉が生まれて消えて行く、生き残った言葉だけが辞書に載る。しかし左側の古参議員には「創例」には程遠くなにも心に響かない言葉であったらしい。ここぞとばかりに一般質問に入るなり次々「辞書にもない言葉だ」と批判を浴びせかけてきた。今でもそれが延々と続いているのだが今年度最後の本会議一般質問に登壇した最後列の議員はまたしても「創例主義」を取り上げ市長にはチャレンジ精神のかけらさえも感じないと言う。

    議場では時には市長の人格までも否定するかのような言動も飛び出す。

    数がすべて。何を言おうが何をしようが数さえあれば世の中まかり通る。これではまるで仙台市議会も「安倍化」現象と言うしかない。

    曲がりなりにも市民に選ばれし市議会議員ならば、市長のあらさがし、足引っ張りだけに血道をあげるのではなく、もう少し仙台市のための建設的な議論をしていただきたいと願うばかりです。    (も)