[懲罰騒動シリーズ] 1
1:委員会委員長および仙台市議会議長の役割
平成30年 2月27日の予特委(予算等審査特別委員会)が、どのような状態だったかは ネット動画では、たぶん良く分からないと思います。
というのも、録音するマイクの特性が“指向性が高い”ものなので、会場全体の音を拾いにくい(この事は、後に自民党会派の委員より説明されたもの)ので、あの日の委員会室の騒然とした雰囲気は出にくいようです。
さらに、カメラもほとんど発言者を映しているので、他の委員が何をしているのかも見えにくいです。
あの日、自民党会派の わたなべ拓 委員の発言に 日本共産党仙台市議団にとって”侮辱“と感じたものがあった、という事で 花木委員より委員長に対し議事進行をかけたのですが、そのあたりから、野次が飛び交うようになり、議事進行の掛け合いにもなって、かなり騒然としていました。
さて、この状況での委員長の差配はこれで良かったのか?と考えました。
そもそも、予特委は、市当局 各部局の予算に対して質問し、市民にとって必要かどうか、額も妥当なものかなど、議会のチェック機能が働く事を期待する場であるはずです。
その市当局に対しての質問内容に他の議員(委員)が侮辱と感じるような文言があってはならないでしょう。(侮辱かどうかはそれを受けた側がそう感じたら侮辱にあたるというのがハラスメントの通例となっているはず)
つまり、委員と市当局の間での発言内容が重要なのであって、委員同士の、それも全く建設的ではない主張の応酬などは、委員会の場に相応しくないと言えるのではないか? 各委員はその点に留意して委員会に望んでもらいたいというのが、一市民の想いでもあり、委員長には その点を踏まえて差配していただきたいと思うものです。
今後、場にそぐわない紛糾を招かないよう、委員長 並びに市議会議長には、十分な配慮を期待し、適切な議論の場であるように導くことを切に願います。(T・S)
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